腰のお疲れ

腰のお疲れの原因

骨盤・背骨のバランス

人間のほぼ中心に存在する骨盤。その上の脊柱(背骨)が繋がる角度には正常な角度があります。極端に骨盤が前や後ろに傾きがある場合、腰に大きな負担をかけてしまいます。

例えば、直立した状態の姿勢を見た時に、腰が反りすぎてお腹が前、お尻が後ろに出ている姿勢だと骨盤前傾型。背中から腰にかけてアーチ状の反りがなくお尻までフラットな状態の姿勢の方は骨盤後傾型。どちらも腰に大きな負担をかけてしまいます。

骨盤前傾の方は、腹筋運動や太ももの後ろを鍛えるスクワットなどのトレーニングがお勧めです。骨盤後傾の方はお尻や太ももの柔軟性を上げるためのストレッチと太もも前面の筋肉を鍛えるトレーニングがお勧めです。

運動不足・肥満

運動不足などにより、お腹周りの脂肪が増えてしまうことも腰に負担をかける原因となります。

お腹周りに脂肪がつきやすい方は背中が丸くなる姿勢をしていることが多いようです。背中が丸くなるような姿勢の状態は腹周りの筋力低下へつながります。腰の骨は、胴体を1本の軸だけで支えていますので周りの筋肉がサポートをしなければ直立ことが困難な仕組みとなっています。そのためお腹周りの筋力低下は腰に大きな負担をかけてしまいます。

またお腹周りの筋肉は、腸や胃など重要な臓器を外的に守っており、その筋肉がなくなると、その代用として脂肪を溜めこむという体の防衛反応が出てしまいます。お腹周りに増えた脂肪の重さも体の重心をズラし、更に腰への負担になってしまいます。

太もも・お尻・股関節の柔軟性

骨盤のゆがみや姿勢が大きく腰への負担に繋がりますが、普段の姿勢が崩れてしまう根本的原因の一つに下半身の筋肉の柔軟性が大きく関与しています。

骨盤の位置(ゆがみ)を決めているのは周辺の筋肉です。骨盤周辺の筋バランスが崩れると骨盤が正しい位置でキープできなくなってしまいます。

柔軟性がなく固い筋肉は骨盤を引っ張ってしまい、力の弱い筋肉は骨盤を保つことができません。骨盤周辺の筋肉に柔軟性を持たせ、適度な運動習慣があることも腰への負担を減らす近道です。


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ボディケア

腰のお疲れがお悩みの方は、40分以上の全身揉みほぐしがお勧めです。腰に負担をかける筋肉は太もも・お尻や背中や首にもあり、全身満遍なくほぐすことをおすすめします。またストレッチと組み合わせるとなお効果が期待できます。

骨盤ストレッチ

腰に負担をかける一番の要因は股関節・骨盤周りの柔軟性にあります。股関節の可動域が広がると腰への負担も減ります。また、太ももやお尻などは大変大きな筋肉なので、揉みほぐしだけでは不十分です。ストレッチが最適でしょう。

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