眼の疲れや頭の不快感の原因のひとつに、肩のこりや首のこりがあります。
胴体と頭をつなぐ首には、とても大きな血管があります。その血管が脳へたくさんの酸素と栄養を送り込んでいます。その血管内の血流が悪くなればどうなるでしょう?
肩のこり・首の疲れが血管を圧迫し、頭への血流を滞らせ、酸素・栄養不足が起こり、疲労が蓄積されてしまいます。
必要な酸素が送り込まれず、老廃物質も排出されない状態が続き、眼の疲れや・頭の不快感などの症状が出ることがあります。
肩周りや、首周りの血流は滞らないよう心掛けましょう。長時間のパソコンやスマートフォンによる下向き体勢が、首周りの緊張に繋がり頭や眼に必要な栄養や酸素を止めてしまいます。適度に休憩を取り、肩や首のこりがある場合には揉みほぐしや、ストレッチなどを取り入れて身体のメンテナンスをしましょう。
デスクワークやPC作業などの目を酷使する作業は疲労を溜めてしまいます。PCなどの液晶画面から出る光線は目の神経を刺激してしまい、かなりのダメージです。
また、デスクワークは長時間の座り仕事のため、肩のこりや首の疲れの原因になります。30分~1時間に1度は休憩をはさみ、首や肩を回し筋肉を動かすことを心がけましょう。
20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先の物を見るという『20-20-20ルール』を試してみましょう。長時間近いものを見続けることで起こる目の筋肉の疲労を軽減してくれます。
蒸したタオルで目を温めて、目周辺の血管を広げてあげることも有効です。
また、パソコンやスマートフォンのブルーライトをカットすることで視神経のダメージを軽減することができます。
肩のこりや首の疲れが原因で、疲れが取れにくい状態になっている場合は、揉みほぐしやストレッチ、ヘッドスパなどを積極的に取り入れてみましょう。
頭には筋肉がなさそうですが、実は頭蓋骨の周りは薄い筋肉が覆っています。また眼の周りの表情筋も大きく関与しています。
やはり、この筋肉も固くなり血流の流れを悪くしてしまうことがあります。肩のこりや首の疲れから引き起こされることもありますが、頭蓋骨の筋肉や表情筋が固いと自律神経が整いづらく、イライラしたり、寝つきが悪かったりと常に緊張している状態へ近づけてしまいます。
頭皮や顔にはたくさんのツボも存在しています。それらを押さえてあげたり、揉んであげると頭や顔の筋肉もほぐれ、不快感が軽減されることもあります。
ヘッドスパやフェイシャルエステなどを活用し、顔や頭の筋肉も柔らかく保ちましょう。
頭と顔の表情筋をほぐすコースです。血流が滞り不快感の出ている頭や眼の周辺を揉みほぐします。首や肩も同時にほぐすと心臓から送られる血液の通り道ができますので、40分コース異常がお勧めです。
全身揉みほぐしのコースです。首や肩、背中のコリやハリが頭への血流を滞らせている可能性も高いですので、ボディケアとヘッドフェイスセラピーの組み合わせがお勧めです。
直接、眼の疲れや頭をほぐすコースではありませんが、肩や首周りの緊張からそれらを引き起こす可能性も高いので、根本的な原因にアプローチをするために肩甲骨ストレッチのコースはおススメです。ヘッドフェイスセラピーと組み合わせると効果が期待できます。